「脳が揺れるほどショック」だったが…出会いからわずか4カ月で“元女性”と結婚した45歳女性が語る《結婚の経緯》と《ラブラブな新婚生活》

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養子縁組や里親も視野に

性同一性障害を抱えた自分は婚活にも苦労をすることはわかっていたが、「続けていれば必ず素敵なパートナーができる」と信じて疑わなかった。大輔さんには持続的な楽観力のようなものがある。

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「子育てをしたいという気持ちは僕のほうが強いかもしれません。いま暮らしている新居も、養子や里子をいつでも受け入れられるような間取りの部屋にしました。僕の働き方などの課題はありますが、夫婦の生活が慣れてきたら、勉強中の養子縁組や里親制度に本気で取り組むつもりです」

普段は瑞希さんからツッコミを入れられているが、家計はきっちり締めて将来設計も立てている大輔さん。有事の際は何をおいても家族を守ろうとするだろう。ずっと「お母さん」になりたかったという瑞希さんの夢は数年後に叶っているかもしれない。かつては想像すらしていなかった形で。

大宮 冬洋 ライター

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おおみや とうよう / Toyo Omiya

1976年埼玉県生まれ。一橋大学法学部卒業後、ファーストリテイリングに入社するがわずか1年で退社。編集プロダクション勤務を経て、2002年よりフリーライター。著書に『30代未婚男』(共著、NHK出版)、『バブルの遺言』(廣済堂出版)、『あした会社がなくなっても生きていく12の知恵』『私たち「ユニクロ154番店」で働いていました。』(ともに、ぱる出版)、『人は死ぬまで結婚できる 晩婚時代の幸せのつかみ方』 (講談社+α新書)など。

読者の方々との交流イベント「スナック大宮」を東京や愛知で毎月開催。http://omiyatoyo.com/

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