【新グレードのエアーEXとスパーダ プレミアムライン ブラック エディションを追加】ホンダ新生「ステップ ワゴン」起死回生なるか

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ミドルサイズミニバンのジャンルでは、ステップ ワゴンはライバル車たちにやや離されている印象さえある。しかも、こうした傾向は、2024年度だけでなく、ここ数年続いている。そんななか、新型ステップ ワゴンでは、上記のように装備の充実に合わせて価格もアップしているが、これがこれからの販売台数にどう影響するのかも気になるところだ。参考までに、ライバル車の価格帯(税込み)は以下のとおり。

【ステップワゴンのライバル車の価格帯(税込み)】
トヨタ・ノア:267万円~389万円
トヨタ・ヴォクシー:309万円~396万円
日産・セレナ:271万9200円~484万7700円

価格以上の価値を示せるか

e:HEV スパーダ ブラック エディションの3列目シート
e:HEV スパーダ ブラック エディションの3列目シート(写真:三木 宏章)

セレナは、ハイブリッド車の最上級グレード「e-POWERルキシオン」が484万7700円とダントツの高さだが、安いグレードには200万円台もある。一方、トヨタのノアやヴォクシーは、安いグレードには200万円台や300万円前半もあり、上級グレードでも300万円後半。最上級グレードで400万円を超えるステップ ワゴンより比較的安い価格帯となっている印象だ。

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ともあれ、ホンダのロングセラーかつ代表車種のひとつといえるのがステップ ワゴン。今回の新グレード追加や装備の改良などの施策が、今後ステップ ワゴンの売れ行きにどう影響し、ミドルサイズミニバンのジャンルで再び存在感を示せるかに注目だ。

 

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平塚 直樹 ライター&エディター

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ひらつか なおき / Naoki Hiratsuka

1965年、福岡県生まれ。福岡大学法学部卒業。自動車系出版社3社を渡り歩き、バイク、自動車、バス釣りなどの専門雑誌やウェブメディアの編集者を経てフリーランスに。生粋の文系ながら、近年は自動運転や自動車部品、ITなど、テクノロジー分野の取材・執筆にも挑戦。ほかにも、キャンピングカーや福祉車両など、4輪・2輪の幅広い分野の記事を手掛ける。知らない事も「聞けば分かる」の精神で、一般人目線の「分かりやすい文章」を信条に日々奮闘中。バイクと猫好き。

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