「シエンタ」と「フリード」買うんならどっち? 人気のコンパクトミニバンの違いを徹底比較
ファミリー層を中心に根強い人気を誇るコンパクトミニバン市場。なかでも長年ライバル関係にあるのが、ホンダ「フリード」とトヨタ「シエンタ」だ。
とくにフリードは、2024年6月に3代目となる新型が発売されたばかり。大きな注目を集めているとともに、なかなか好調な売れ行きもみせている。一方、2024年5月20日に一部改良を受けた現行モデルのシエンタも、新車販売台数でつねにトップ5圏内に入る堅調ぶりで、2モデルのシェア争いはますます激化しそうな様相だ。
ここでは、そんな新型フリードとシエンタを比較し、それぞれの特徴や優位性などを検証してみる。
シエンタとフリード、対決の歴史
日本の道路事情にマッチした誰にでも運転しやすいコンパクトな車体や、最大7人乗りが可能な3列シートを備えるなど、ファミリー層を中心に大きな支持を受けているのがシエンタとフリードの2車種だ。
初代シエンタは2003年に登場。それまでのファミリー向けミニバンといえば、トヨタ「エスティマ」やホンダ「オデッセイ」「ステップ ワゴン」、日産「エルグランド」といった中・大型車が主力だった。ところが初代シエンタの大ヒットにより、一躍注目されたのがコンパクトサイズのミニバンだといえる。
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