「シエンタ」と「フリード」買うならどっち? 人気のコンパクトミニバンの違いを徹底比較

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2008年には、フリードの初代モデルも登場し、2モデルは国内のミニバン市場を牽引。現在では、トヨタ「ノア」「ヴォクシー」、日産「セレナ」、現行ステップワゴンなど、ミドルサイズ車と同等か、それらを上まわる新車販売台数を記録するほどまでに成長している。

フリードのプロフィールとラインナップ

新型フリードの外観。シンプルなスタイリングの「フリード エアー」と、アウトドアスタイルの「フリード クロスター」を設定
新型フリードの外観。シンプルなスタイリングの「フリード エアー」と、アウトドアスタイルの「フリード クロスター」を設定(写真:本田技研工業)

シエンタと人気を二分し、今や「ホンダの登録車で最も売れ筋」といわれるまでになったフリード。その3代目となる新型は、シンプルで上質な外観の「フリード エアー(FREED AIR)」と、タフな外観でアウトドアにもマッチする「フリード クロスター(FREED CROSSTAR)」という2タイプを用意する。設定する乗車定員/シートは、2代目でも好評だった「6人乗り・3列シート車」をフリード エアーとフリード クロスターの両方に揃える。2列目に2名乗車の「キャプテンシート」を採用したタイプだ。

また、2列目に3名乗車の「ベンチシート」を採用した「7人乗り・3列シート車」も、フリード エアーの上級グレード「EX」に用意。先代の「フリード+(プラス)」に相当する2列目3名がけベンチシートの「5人乗り・2列シート車」は、フリード クロスターのみに設定。これらにより、ラインナップを先代から刷新している。

パワートレインでは、1.5Lガソリン車のほか、ハイブリッド車に新しく独自の2モーターシステム「e:HEV(イーエイチイーブイ)」を採用。最新技術の投入により、走りや燃費性能に磨きをかけている。

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