「だから言ったでしょ」「どうしてこんな点数なの?」よく言う親は要注意、子どもを“枯らす”親の4つの特徴と“枯らさない”ための4つの接し方

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ぐんぐん伸びる子は何が違うのか?
子育ては、「どうやって子どもを伸ばすか」を考えるよりも、「どうすれば枯れないか」に意識を向けるとうまくいくことが多いものです(写真:タカス/PIXTA)
【相談】
小4の娘がいます。正直なところ、最近は娘に対して「もっとできる子になってほしい」という思いばかりが先立ってしまい、「なんでこんなこともできないの?」とつい小言を言ってしまいます。勉強も、習い事も、全体的に消極的で、自信がない様子。親としては何とか力を伸ばしてあげたいのですが、何をどうすればいいのかわかりません。親の関わり方次第で、子どもは本当に変わるのでしょうか?
(仮名:山田さん)

子育てについて考えるとき、多くの親御さんがまず思い浮かべるのは「どうすればこの子を伸ばせるか?」という視点です。

「もっと頑張ってほしい」

「今のままで大丈夫なのか」

「将来困らないように今のうちに……」

こうした思いは、決して悪いものではありません。むしろ、子どもを大切に思っているからこそ生まれる親心です。しかし、これが高じると、子どもが伸びないどころか、“枯れて”しまうことが少なくありません。

子育ての基本的なマインドセット

子育ては、「どうやって子どもを伸ばすか」を考えるよりも、「どうすれば枯れないか」に意識を向けるとうまくいくことが多いものです。

これは、一見すると控えめに思えるかもしれませんが、実は非常に本質的で、長期的に見れば子どもの成長に最も効果的なアプローチで、結果として子どもは伸びていきます。

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