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累計販売1000万台到達の家庭用給湯器「エコキュート」。CO2の削減、再エネの出力抑制緩和に寄与し、脱炭素の有力な選択肢に

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エコキュート写真
エコキュートの製品群。累計販売台数は1000万台に到達(記者撮影)
5人の解説部コラムニストが、気になるニュースの真相を解説する。【火曜日更新】

「エコキュート」の呼称で知られる家庭用ヒートポンプ給湯器が、家庭の脱炭素化の有力な選択肢として期待されている。

政府は今年2月に閣議決定した第7次エネルギー基本計画で、ヒートポンプ給湯器など高効率給湯器の導入を支援すると明記した。国による補助金に加え、エコキュートの利用を想定した電力会社の料金メニューも多様化し、普及への機運が高まっている。

大気中の熱を集めて冷暖房や給湯などに活用するヒートポンプ技術自体は19世紀にさかのぼるほど歴史が長い。投入するエネルギーに対して得られるエネルギーがはるかに大きいことから、エネルギー効率に優れた省エネ技術として広く世の中に普及してきた。

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