会員限定

蜜月だったトランプ氏と決裂、テスラ株は急落【1日で時価総額22兆円吹き飛ぶ】、販売台数減少で過剰能力の懸念、マスク氏は立て直せるか

✎ 1〜 ✎ 304 ✎ 305 ✎ 306 ✎ 307
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
トランプ米大統領とマスク氏、決裂が表面化
トランプ氏と蜜月だったマスク氏だが、両者は罵り合う関係になった(写真:アフロ)
5人の解説部コラムニストが、気になるニュースの真相を解説する。【火曜日更新】

一日で失われた時価総額はなんと22兆円──。

電気自動車(EV)大手・米テスラの株価が6月5日、前日比14.3%安の284.7ドルで引けた。時価総額は155兆円から133兆円に急落した。同社の最高経営責任者(CEO)のイーロン・マスク氏とトランプ米大統領の対立が表面化したことが嫌気された。

翌6日には3.67%上昇と多少反発したものの、両者のやり取りはののしり合いに発展している。もともとテスラの株価は将来への期待を過度に織り込んでいる。急落した5日の株価でさえ実績PER(株価収益率)は約130倍。期待が失望に変われば、現在の水準は維持できなくなるだろう。

トランプ決別でファンは戻るか

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD