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売上高利益率と投下資本利益率で「三つ星」のビジネスモデルはどれかを考えてみた。強いモデルを組み合わせれば日本企業の再生は可能だ

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フレームワークのパーセプションマップを使って議論する会社員
(写真:阿部モノ/PIXTA)
8人の経済学者が輪番でお届けする『週刊東洋経済』の看板コラム。【水曜日更新】

ビジネスモデルは、料理のレシピに例えられる。

レシピというのは、料理の材料や作り方を記した指示書のことだ。ビジネスでも必要な資源と活用する手順を示せば、高収益の仕組みづくりが再現できるというわけだ。

言うまでもないが、レシピというのはまねされることを前提に書かれている。適度に簡略化して、「私でもまねできそう」と思ってもらう必要がある。

三つ星のビジネスモデルは?

私たちの研究室ではレシピを9つの基本モデルに整理している。それは、①製造販売、②流通小売り、③合わせ買い、④継続課金、⑤フリーミアム、⑥安全剃刀(かみそり)、⑦広告収入、⑧仲介マッチング、⑨補完財プラットフォーム、である。

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