東洋経済オンラインとは
ライフ #東京アナログ時代

「高層ビルが全然ない…!」1960年代≪31mの高さ制限≫があった”東京・丸の内”の現在と似て非なる街並みをアナログ写真で振り返る

9分で読める
2/6 PAGES
3/6 PAGES
4/6 PAGES
5/6 PAGES
6/6 PAGES
(写真:1967年9月16日、東洋経済写真部撮影)

まちづくりの価値観の変化

東京駅八重洲側の日本橋寄りを空撮した写真を見ると、画面右側に、一際大きな日本ビルが見える。日本ビルの竣工は1965(昭和40)年。日本橋川沿いには首都高速都心環状線が伸び、その向こう側、画面中央左には日本銀行の本館が見える。

その下側のクレーンの立っている場所では日本銀行の新館が建設中。この建物は1966(昭和41)年に着工。

その日本ビルはすでに解体され、現在その場所には、日本一の高さの超高層ビルとなる「トーキョー・トーチ」が建設中で、その建設現場は山手線の車窓からよく見える。

また、写真に写っている首都高速の神田橋から日本橋へと至る区間は、現在地下化のために長期通行止め期間へと入り、約10年後に竣工予定だ。

1960~1970年代の高度経済成長のモーレツ日本の時代の丸の内風景を見て、現在と比較すると、一部では超高層化し、一部では過去の歴史的な姿を復活させるという不思議な変化を遂げ、時の流れだけではなく、まちづくりの価値観の変化を感じる。

それは未来への進歩なのか、過去への反省なのか、懐古なのか。

画像をクリックすると本連載の過去記事にジャンプします

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数