「会社から逃げた」大手メーカー課長。次の仕事に選んだのは”ブルーベリー農家” なぜ”イチゴ農家”じゃなかったのか?

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杉山氏が求めていたのは「ゆとり」であり、私が求めていたのは「自由」「自分らしさ」とかなり類似しているというか、ほぼ同じといっていい。

だからこそ、共感してこの本がバイブルとなった。そして自然の流れで、観光農園という農業スタイルが最有力となった。

何を栽培するのか

観光農園で味覚狩りといえば、いちご、ぶどう、さくらんぼがメジャーだ。このなかでさくらんぼは気候的に愛知県では難しい。またぶどうは同じ岡崎市内にぶどう狩り観光農園を昔から生業としている地区があり、わざわざ同じフルーツを後発で栽培するメリットを感じなかったので脱落。

そうなると、いちご狩りをメインに考えることになり、農業大学校でも少し学ばせてもらった。

また効率の良い農業に向いているかという観点から、自分でも掘り下げて調べてみたが、次々と不都合な真実が見えてきた。最終的にブルーベリーを栽培することになるが、いちごとブルーベリーをさまざまな角度から自分なりに比較してみた。

ブルーベリー栽培vsストロベリー栽培
(『会社から逃げる勇気』より)
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