「儲かりまっか~?」大阪万博開幕、グラングリーンやカジノも続く サテライト投資で狙う「大阪関連株6選」を紹介

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業績としては、売上高は成長しています。営業利益はコロナ前のピークに及ばないものの相当な回復を見せています。

鉄道系以外で期待が持てる銘柄

期待できるのは、もちろん鉄道系だけではありません。

(4)オリックス(8591)

国内最大手の総合リース会社です。多角化をしており、「総合商社的」な事業構成です。関西3空港(関西国際空港、伊丹空港〔大阪国際空港〕、神戸空港)を運営しており、USJ付近や大阪市中心部で複数のホテルを運営しています。

大阪のビッグプロジェクトとなる万博、グラングリーン大阪、大阪IRのいずれにも関係しており、特に大阪IRではメインプレイヤーです。それらへのアクセス拠点となる関西3空港、宿泊先となるホテルを抱えてもいるわけです。

業績は好調で、売上高も営業利益も順調に伸ばしています。大阪だけではなく日本全国で事業を行い、海外事業(セグメント別利益の4割ほどを海外で稼ぎます)もしています。

(5)エイチ・ツー・オー リテイリング(8242)

百貨店の阪急百貨店と阪神百貨店、スーパーのイズミヤ、阪急オアシス、関西スーパーを有します。百貨店は、関西に11店舗、関東に3店舗、九州に1店舗を有しており、インバウンドで稼ぐ力があります。スーパー3社では、関西エリアに230店舗ほどを有します。関西をドミナント化しており、特に「阪急ブランド」は関西では強い力があります。

2024年度IR説明会の資料に、「梅田再開発(グラングリーン大阪ほか)、万博、大阪IRにより、梅田エリアの国際集客力が向上、梅田エリアへの富裕層客が増加する見込み」との記述があります。

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