「儲かりまっか~?」大阪万博開幕、グラングリーンやカジノも続く サテライト投資で狙う「大阪関連株6選」を紹介

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普通の人のための投資
「サテライト投資」では、トランプ関税に影響が少ない領域・業界や企業にフォーカスした投資が考えられます。その1つが「大阪関連株」です(写真:Hiroshi-N/PIXTA)
トランプ2.0以降、「トランプ関税」に右往左往する相場が続いている。
「でも、心配はいりません、こんな相場でも、コア・サテライト戦略で個別株に上手に投資することで、『平均の上』を目指すことができます。たとえば、いま大阪が元気です。大阪関連株をサテライト投資先とすることも考えられます」
そう話すのが、『普通の人のための投資:いちばん手軽で怖くない「ゆとり投資」入門』の著者、桶井 道(おけいどん)氏だ。本稿では、さまざまなビッグプロジェクトが続く「大阪関連株」を紹介してもらう。

「サテライト投資」で平均以上のリターンを狙う

トランプ大統領による「関税」や「ディール」などの言及によって、株価がたびたび激しく動きます。期待していたトランプラリーは訪れていません。

普通の人のための投資: いちばん手軽で怖くない「ゆとり投資」入門
『普通の人のための投資: いちばん手軽で怖くない「ゆとり投資」入門』(東洋経済新報社)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします(本稿では株式投資についてご紹介しましたが、あらゆる意思決定、最終判断はご自身の責任において行われますようお願いいたします)

そんな現状ですが悲観的になる必要はありません。「コア・サテライト戦略」と呼ばれる戦略をご提案いたします。

コア・サテライト戦略とは、投資先をコア(中核)とサテライト(衛星)に分けた投資戦略です。コアは「守りの資産(投資)」で、長期で安定的に運用が期待できる投資先を選びます。つまり、S&P500などインデックス型の「正しい投資信託」ということです。

対して、サテライトは「攻めの資産(投資)」で、コアよりリスクを取ることで高いリターンを求める投資先を選びます。ただし、短期で結果を求めずに長期投資でどっしり構えましょう。

コアで平均点をとって、サテライトで+αを狙い、全体では平均の上を狙うということになります。コアとサテライトのバランスは、コアが全体の70%以上、サテライトが30%以下とします。

コアとして積み立て投資は続けるとして、いまはサテライトでワンランク上の投資を目指すチャンスです。優良株が相場に連れ安する可能性があるからです。

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