「家で勉強している姿見たことないんだけど…」親の心配の一方で《東大に合格》 難関大受験を突破する子の「勉強法」

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つまり、自分を変えようとするときに、精神論ではなく、自分にも変えられる学習環境にすることを考えるべきだという話ですね。

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ついスマホを触ってしまうのであれば、スマホと自分を切り離し、スマホのない環境で勉強するようにすればいい。ついサボってしまうのであれば、サボれないように誰かが見ている環境に行けばいい。やる気が出ないのであれば、やる気が出るような文房具を買ったり、友達と勉強したりすればいい。

自分の力で変えられる部分にアプローチすることで、自己を変革させていくということですね。

「自分の力で変えられること」を試す

もっと言えば、そういう「自分の力で変えられること」を積極的に試すというのも重要なことです。

自室で勉強しない東大生たちは、自室だと勉強に集中できないから外で勉強しているわけですが、その分、家以外の勉強スペースを積極的に試しています。

ここのカフェは2時間まで勉強OKだと店員さんに言われた、ここの図書館は静かで勉強しやすい、などなど。1つの場所だけではなく、複数の場所を試すことで、上手に勉強しているというわけです。みなさんも参考にしてみてください。

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西岡 壱誠 ドラゴン桜2編集担当

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にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

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