「検索してもなかなか出てこない…」東大1年生であえて"超難しい"言語を学んだ理由 学びの基礎となる《教養》の大切さ

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東大1年生 教養学部
(写真: Fast&Slow / PIXTA)
東大1年生向けの授業や演習には、東大式の教養の真髄が詰まっています。このエッセンスを解説したのが、『東大1年生が学んでいること』(東大カルぺ・ディエム著)。カルペ・ディエムの西岡壱誠さんが東大1年生の授業についてお話しします。

東大1年生はどんな授業を受けている?

「東大生って、さぞ難しいことを勉強しているんだろうな」

多くの人から、そんなことをよく言われます。

東京大学といえば、日本で偏差値トップの大学です。東大に合格した1年生たちは、みな過酷な受験戦争を勝ち抜いた人ばかりですから、きっと大学でも難しいことばかりを学んでいるのだろう、と思っている方も多いのではないでしょうか。

実際、東大の授業は難しくないわけではありません。専門的な勉強に触れることもしばしばありますし、研究の最先端を走る先生が本気を出して、学生が悲鳴を上げることもあります。

しかし、東大生に話を聞くと、講義の感想は「難しい」ではなく「楽しい」という声が圧倒的に多いです。

受験勉強を乗り越えた先で待っていたのは、自分の知的好奇心をくすぐられるような楽しい勉強だった、と多くの東大生は言います。

なぜ勉強が楽しいのか? その理由には、東大ならではのシステムが大きく関係しています。

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