「初回だけのはずが…」、ネットショッピング「クーポン縛り」でトラブル増加! 《定期購入にすり替える悪質手口》スマホに不慣れな高齢者を狙う
「取り消すには『誤認させた』という事実を立証しなければならないのですが、購入した時の画面を保存していないのでそれを証明しづらい。
SNSの広告は、新聞広告などと違い、誰でもいつでも見られるものではなく、その時々でその人それぞれに対して表示されているので、再現できないことがとても多い」(同)
ダークパターン
ちなみに、定期購入トラブルは新しい話ではない。何年も前からあり、社会問題となったために法改正されたのだ。しかし法の網をかいくぐるように、トラブルが起き続けている。
「こうした事業者の手法は、誤解を生じさせて消費者を不利な選択に誘導する、いわゆる『ダークパターン』と言われます。日本はダークパターンに関してあまり規制がない。さらなる法改正を望むところです」(同)
また、解約の方法を電話のみに限定するだけでなく「返品は可」としつつも、空き箱も一緒に返さないと返金に応じないところもあるという。被害にあわないためにはどうしたらいいのか。
高木弁護士は、消費者にこんなアドバイスをする。
「とにかく広告の内容をしっかり読むこと。そしてスクリーンショットで契約の画面を保存しておきましょう。クーポンなどで特典を利用した後に、契約内容が変更されていないか、しっかり確認してください。
とにかく購入への誘導が強いと感じたら思いとどまってほしい。基本的にSNSの広告でお得感を出していたらリスクが潜んでいるということを念頭に置いて対応してほしい」
(AERA dot.編集部・大崎百紀)
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