「新型アルファード/ヴェルファイア40系」に乗っているのはどんな人か? 30系との比較で購入者像を分析

急速に街で見かける機会が増えた、40系「アルファード/ヴェルファイア」。
2023年6月にフルモデルチェンジし、2024年(通年)での販売台数はアルファード:7万9374台(前年比149.5%)、ヴェルファイア:3万3105台(前年比250.5%)にものぼっている。
発売当初のエントリー価格はアルファードが540万円、ヴェルファイア655万円。Executive Loungeともなれば850万円を超える高額車であることを考えると、爆発的に売れている。

「アル/ヴェル」の呼び名はすっかり定着し、ラージサイズミニバンとしてだけでなく、いまや公用車やVIPの送迎車両の役割も担う車種となった。
そんな新型アルファード/ヴェルファイア、一体どんな人が買っているのだろうか?
今回はこの2車の購入者の特徴を、モデルチェンジ前後の比較を通して確認してみよう。分析データは、市場調査会社のインテージが毎月約70万人から回答を集める、自動車に関する調査「Car-kit®」を使用する。
新型アルファード:660名
新型ヴェルファイア:266名
30後期アルファード:2522名
30後期ヴェルファイア:987名
30前期アルファード:1055名
30前期ヴェルファイア:1508名
※2023年6月の現行(40系)モデルを「新型」、2015年1月発売の先代(30系)初期モデルを「30前期」、2018年1月発売の先代(30系)マイナーチェンジモデルを「30後期」と呼ぶ
アル/ヴェルの前もアル/ヴェルに乗っている
今回は、購入前に乗っていた車(前有車)のデータから見ていこう。
「どのメーカーから乗り換えているか」の結果であるが、今回取り上げたどの時代のアルファード/ヴェルファイアにおいても、1位は圧倒的にトヨタであった。
新型アルファード:83%
新型ヴェルファイア:85%
30後期アルファード:74%
30後期ヴェルファイア:78%
30前期アルファード:74%
30前期ヴェルファイア:76%
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