「人間は、一度に考えられるのは3つまで」複数のタスクを同時にこなすにはコツがある!凄腕ITコンサルが実践する≪T字ラインで並列化≫を紹介

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並列的に仕事をしている中でも、必要であれば1日中タスクAに専念してもいいのです。「並列タスクをこなすときほど直列にやる意識」を持つことが重要だといえるでしょう。

並列化の下手なケース
(『仕事を上手に圧縮する方法 仕事時間を1/5にして圧倒的な成果を上げたITコンサル流 仕事の基本』より)

T字ラインで並列化がうまくなる

並列化をうまく進めるためのコツは「T字ライン」です。

T字の横の線は「全体を俯瞰」するという意味です。全体のタスクを広く見て優先度を検討し、どれから手をつけるべきかという計画を立てる力が必要です。

そしてT字の縦の線は「ディープダイブ」するという意味です。一度作業に取りかかったら1点集中で掘り下げて、タスクをこなしていきます。

そしてタスクがキリのいいところまで到達したら、再度全体を見渡して状況を確認し、そして1つに集中します。パラレルタスクはこの繰り返しです。

この進め方は、鳥が獲物を捕らえる様子をイメージするとわかりやすいかもしれません。鳥はまず、上空から広く地上を見渡して獲物を発見します。そして獲物を見つけたら狙いを定めて急降下して仕留めます。急降下の最中は別の獲物は探しませんし、仮に見つけてもそちらに向かうこともありません。

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