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「自分は単なる“組織のコマ”…」と感じている人へ、会社という組織を「味方につける」にはコツがある!組織を「チーム」に置き換えると?

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でも、それはあくまで組織というものの一面にすぎない、と僕は思います。少しきつい言い方になりますが、「自分が、自分が」でものを見ようとすると、コマでしかない、歯車でしかないと、そういう考え方になってしまうということですね。

では、コマでしかないといった無気力さを感じたら、どうすればいいのか。

そんなときは、組織やシステムそのものに目をやるのをいったんやめて、ともかく目の前の仕事、与えられた役割に集中することが大事だと思います。

個人として果たすべき役割は何か

会社がどうの、課長がどうのと、自分がどうにもできないことには首を突っ込まず、個人として果たすべき役割は何かを、しっかりと考えるのです。

たとえば、スポーツで考えてみましょう。

君がサッカーチームの選手だとして、監督の采配にあれこれ文句を言いますか? 

与えられたポジションに対して、不平や疑問をぶつけたりしますか?

おそらく、そんなことはしませんよね。監督が代わろうが戦略が変わろうが、とにかく求められた役割を果たすべく、ひたすら練習するでしょう。

仕事というのもこれと一緒。上の事情はひとまず置いて、与えられた役割に対し、その都度全力を尽くすことが大事なのです。

時折ニュースになるように、なかには監督の領域にまで入り込んで意見する選手もいます。チームを強くするために、よかれと思って意見するのかもしれませんが、それは監督と個人的に距離が近く、コミュニケーションができているなど、特別な関係性がある場合だけではないでしょうか。

そうでない選手たちまでが、言いたいことを言い、やりたいことをやっていたら、チームの秩序がズタズタに乱れてしまう。そうなったら、とてもじゃないですが勝利など目指せません。

チームが勝つには、個人の能力も大切ですが、何より組織が強くならなければなりません。そのためには、上から下へ指示を出す“命令系統”が非常に重要です。

命令系統というのは、ただ単に誰が指示を出すのかということだけでなく、誰が責任を取るのかという、決断と責任双方のメカニズムのこと。仕事でもスポーツでも、組織というものは基本、この命令系統が「命」なのです。

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