【新型フォレスター試乗会で聞いた】まさかの「ウィルダネス日本導入」に対する回答

✎ 1〜 ✎ 63 ✎ 64 ✎ 65 ✎ 66
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

その走りについても伝えたいことはあるが、今回はそうした走りの進化を深掘りするのではなく、「アクセサリー」をテーマとしたい。

なぜならば、スバルという企業にとって今、最も重要な課題は「ブランドの維持」にあるからだ。

手前の白い車両はアクセサリーパッケージ「STI スタイル」を装着。実用での効果を発揮する空力パーツが魅力だ(筆者撮影)
手前の白い車両はアクセサリーパッケージ「STI スタイル」を装着。実用での効果を発揮する空力パーツが魅力だ(筆者撮影)

生活4駆、アウトドア、STIによるスポーティな走り……と、尖った商品力を持つモデルが多いスバルにとって、電動化をはじめとする自動車産業界の不安定な動きへの対応は、極めて難しい局面だと言える。

簡単にいうと、時代の大きな変化の中で「スバルブランドとしてのポジショニングが難しい」ということだ。

そうした中で、フォレスターはスバルの主力市場であるアメリカで、月販1万5000台程度をコンスタントに売るスバルブランドの代名詞だ。

日本でも、フォレスターは広い世代に支持されており、スバルによれば直近2年間ではフォレスターユーザーの54%が40代以下だという。つまり、未来のスバルを担うファンの注目を集めているのだ。

「デザイン」を重要視する新型フォレスター

今回のプレゼンテーションで気になったのは、商品の方向性の最初に、外観デザインをあげていたことだ。

デザインイメージは「Ready for Adventure」、副題は「いつでも冒険に出られる頼れるGEAR(ギア)」「挑戦したい、達成したい気持ちにさせる」だ。

只木PGMは、「商品イメージにおけるデザインを優先し、そこに向けて開発や製造を調整した」と、従来のスバルのクルマ作りとの違いを強調した。

フォレスター開発総責任者(PGM)の只木克郎氏(筆者撮影)

フォレスター開発総責任者(PGM)の只木克郎氏(筆者撮影)

これまでのスバルのクルマ作りといえば、水平対向エンジン+シンメトリカルAWDを軸として、車体構造による「もしもの場合の安全安心」と、アイサイトによる「もしもの場合にならないようにする安全安心」を前面に押し出す手法を取ってきた。

次ページ3つのデザインパッケージ
関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事