東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

山崎元が「未公開原稿」で伝えようとしていた「人生100年時代」の"まやかし"と「老後2000万円」問題の"本質"

8分で読める
2/5 PAGES
3/5 PAGES
4/5 PAGES
5/5 PAGES

こうした本が多い理由は、1つには、論理や計算に弱く、語るべき内容を持たない専門家が著者である場合、データで紙面を埋めて格好を付けようとするからでしょう。

また、その種の数字のデータの出所や扱い方が、しばしば生命保険のセールスに近い売り手側の視点から来ているので、当事者である個人にとって不適切な場合が少なくありません。

 必要な老後資金を「自分の数字」で概算することが大切なのです。

自分自身を「マネジメント」しよう

『山崎元のライフマネジメント 幸せな人生のための基本戦略』(Gakken)。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

まず、これからの個人は、これまでよりも「長い人生」を前提とした人生戦略が必要です。そして、変化に適応した「働き方」や「キャリア・プランニング」を身につける必要があり、「資産」や「お金」とうまく付き合う必要があります。

これらの要素の扱い方を、「幸せに生きるために」という価値観で統合して、あたかも自分自身を1つの会社であるかのように論理的にマネージする必要があるのです。

この「自分会社」は、自分が経営を決める「社長」であり、同時に管理の対象となる「唯一の社員」でもあります。

自分の「人材価値」の作り方・守り方・使い方、自由と時間とお金の交換法則、「資本家比率」の向上、例えば「45歳」くらいで気分良く人生を折り返す2ステップのキャリア・プランニング、などを考えていかなくてはならないでしょう。

かの文豪ゲーテは、「人間の最大の罪は不機嫌である」と言いました。その通りでしょう。

さあ、上機嫌な人生に向かって歩み始めましょう!

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象