育児は俺に任せろ!スーパー父親軍団の正体 男たちよ、「妻の人生」を大切にしているか?

✎ 1〜 ✎ 10 ✎ 11 ✎ 12 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

最後に、高橋さんご本人が子育てを卒業した後、スーパーダディ協会をどうしていきたいのかを聞いた。

「子育てを卒業しても、SDAは自分がスペシャリストとして残したいと思っています。実際に20代後半、30代前半ぐらいの、まだ子どもが生まれたばっかりのスーパーダディさんが入ってきていますので。自分たちがスーパーダディのシニア部門的な立場になることで、次の世代のお役に立てればと思っています」

いずれは「よろず相談引き受け所」に

高橋さんは、一方の目で家族を見つめながら、つねにもう一方の目で社会を見つめている。

「将来は、スーパーダディのライセンスを持っている方が子育てのスペシャリストになって、子育てに困っている方々をサポートできるようになればいいなと思っています。たとえば園にひとりスーパーダディのライセンスを持った男性が常駐して、男性目線のケアはもちろん、保育士の心のケアをしたり、シングルマザーのお子さんのパパの代わりをしたり、保育現場、教育現場で、少しでも役に立てればとも思っています」

高橋さんの「一晃」という名前には、「1日1回光りなさい」というご両親の願いが込められているそうだ。高橋さんは、これからもスーパーダディの代表として、そしてアグレッシブな子育てに取り組むパパたちの希望の星として、光り輝くだろう。

川下 和彦 クリエイティブディレクター/習慣化エバンジェリスト

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

かわした かずひこ / Kazuhiko Kawasita

2000年、慶應義塾大学大学院修士課程終了後、総合広告会社に入社。マーケティング、PR、広告制作など、多岐にわたるクリエイティブ業務を経験。2017年春より、新しい事業を創造し、成長させることを標榜するスタートアップ・スタジオに兼務出向。広告クリエイティブに留まらず、イノベーション創出に取り組んでいる。著書に『コネ持ち父さん コネなし父さん』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『ざんねんな努力』(アスコム)などがある。(撮影:原貴彦)

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事