筋肉増やす「タンパク質」摂りたい食品の種類と量 糖質・ビタミンCも一緒に摂ったほうがいい理由

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食事をする人物
必要な栄養を摂らなければ、筋トレをしても筋肉は増えません(写真:つむぎ/PIXTA)
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筋トレ=ムキムキな体づくり、と思われがちですが、実は健康や美容にも欠かせません。年齢とともに体型が崩れたり、疲れやすくなったりするのは、筋肉の減少が大きな原因なのです。筋肉を味方につければ、体は確実に変わっていきます。無理なく続けられるシンプルな筋トレで、健康も美容も手に入れることができるのです。
テレビや雑誌などのメディアで健康情報を発信するトレーナーの坂詰真二氏の著書『眠れなくなるほど面白い 図解 筋肉の話: 筋肉のギモンを専門家が解説!』より一部抜粋してお届けします。

筋トレしても効果は半減する理由

筋肉をつけて理想のボディを手に入れるには、運動だけでなく食事も大きな要素。でも、安易な食事制限は失敗のもと。まず正しい栄養の知識の確認が必要です。

食事の基本はエネルギーになる糖質、細胞膜やホルモンなどの材料となる脂質、体を作るタンパク質の3つのバランスが大事。

特にタンパク質は、人間の体に37兆個あるといわれる細胞の主成分。皮膚、髪の毛、内臓から赤血球に至るまで、タンパク質のかたまりです。筋肉も同様。つまり筋肉の材料となるタンパク質がなければ、筋トレをしても筋肉は増えないのです。

また、タンパク質を構成するアミノ酸は筋肉の合成を促すインスリン、IGF-1、そしてIGF-1の分泌を促す成長ホルモンの材料でもあります。この意味でも、タンパク質が豊富な食品を毎食欠かさず摂ることが不可欠です。

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