万博からアイス屋のゴミが消えた「スゴい発想力」 ひとりよがりにならない"発想転換"のコツ
常識にとらわれない「ラテラル思考」
「ラテラル(=lateral)」とは、英語で「側面の」「横からの」「水平の」といった意味合いをもつ単語です。
そこから、何かの問題を解決するために、固定観念に縛られず、「物事を多角的に考えることで新しい発想を生み出す」思考法を「ラテラル・シンキング」と呼ぶようになりました。イギリス人のエドワード・デ・ボノ博士が、1967年に提唱した考え方だと言われています。
ラテラル思考で一番重要なのは「先入観から自由になり、常識にとらわれない」という考え方です。
ラテラル思考を使った問題例「アイスクリームとゴミ問題」を考えてみましょう。
「昔々、ある大きなイベントで、当時はまだ珍しかったアイスクリームのテイクアウトが出店しました。暑かったこともあり飛ぶように売れました。しかし食べた後のカップやスプーンが会場内に捨てられ、ゴミがあふれることが悩みでした。どうすれば、この問題を解決できるでしょう?」
あなたならどんなアイデアを考えますか?

















