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万博からアイス屋のゴミが消えた「スゴい発想力」 ひとりよがりにならない"発想転換"のコツ

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  • 川上 徹也 コピーライター、湘南ストーリーブランディング研究所代表
  • 春仲 萌絵 グラフィック・クリエイター
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「ラテラル力」を身につけるためには、意識して既存の枠組みを外し、視点を変えること(リフレーミング)が重要です。普段から色々な視点で物事を考える習慣をつけましょう。たとえば、自分と性別も年齢も違う人間の立場になってみる。犬・猫・鳥などの視点から物事を見てみる、など。

また、大きな困難を打破する「ブレイクスルー」を得るためには、その答えが「違う次元(レイヤー)になっている」ことが重要です。新しく出たアイデアに乗っかることも重要ですが、ある程度、同じ次元のアイデアが出てきたら、意識して次元を変える必要があります。

「ネーミング」を変えただけで大ヒット

商品などに、顧客の心を動かす名前をつける力「ネーミング力」においても、発想の次元を変えることでブレイクスルーが生まれることがあります。

ネーミングとは名前をつけることです。日本語には「命名」という言葉があります。

文字通り、名前をつけるとは、その対象に命を吹き込むことです。名前がないと、その物事や概念を認知することができません。名前ができて初めて実体化するのです。

「名は体(たい)を表す」という言葉もあります。「名前に本当の姿が表れている」という意味の慣用句ですが、名前をつけられたときの思いによって、結果としてその姿に近づいている、とも言えるかもしれません。

実際、今まであまり売れなかったものが、名前を変えたことでヒット商品になった事例もあります。

たとえば、「ネピア モイスチャーティッシュ」という名前の高級テッシュは、品質はよかったのですが、あまり売れていませんでした。しかし「鼻セレブ」と名前を変えてデザインを一新すると大ヒットします。

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【ネーミングの3原則とは?】

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