万博からアイス屋のゴミが消えた「スゴい発想力」 ひとりよがりにならない"発想転換"のコツ
ドライバーでは外せなくなってしまったネジを外せる工具「小ネジプライヤー」は、ネジに嚙みついたら離さない特性と全体のシルエットから、恐竜をイメージして「ネジザウルス」と名前を変えると、工具では異例の大ヒット商品になりました。
このような理由から、ネーミング力は、「ロジクリ思考」による問題解決において重要な能力となります。親が子どもに名前をつけるように、ネーミングはまず名付け親の「思い」が重要です。
しかしながら、それが商品名やサービス名となると、思いだけでなく、「認知される」「売れる」「利用される」「広まる」ことが重要になります。ひとりよがりではダメなのです。
脳に負担をかけないネーミングのコツ
ネーミングの際には、下記の3つが基本原則となります。
② シンプル(Simple):わかりやすく、覚えてもらいやすい名前
③ ストレート (Straight):特徴がまっすぐ伝わる名前
もちろん例外もありますが、まずこの原則にそって考えましょう。思いついたネーミングは、以下の視点からチェックしましょう。
・ 文字で見たときにバランスがいいか?
・ 直観的にわかりやすいか?
・ 声に出したとき、発音しやすいか?
・ 略せるか?
・ 耳で聞いたとき、スムーズで心地いいか?
・ 一度聞いただけで記憶に残るか?
・ コンセプトと合っているか?
・ 特徴や機能などが連想しやすいか?
・ 親しみやすいか?
・ イメージや品性等に合っているか?
これらのチェックがクリアできれば、脳に負担をかけないネーミングになっている可能性が高いので、「認知される」可能性が高まります。
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