週刊東洋経済 最新号を読む(5/23号)
東洋経済オンラインとは
ライフ

ガストが投入「990円・3品セット」何がどう凄いか 背景にはファミレス業界の大きな変容がある

11分で読める
  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家
2/8 PAGES
3/8 PAGES
4/8 PAGES
5/8 PAGES
6/8 PAGES

特にこの中で低価格路線を突き進んでいるのが、サイゼリヤとガストだ。サイゼリヤはメニュー数を削減して店舗の運営効率を上げ、価格は据え置く「ファストカジュアル化」を進めていて、2024年9〜11月期の営業利益は過去最高を記録している。

みんな大好きサイゼリヤだが、メニューを見ると(筆者撮影)
確かに一時期より少なくなって、スッキリした印象に(筆者撮影)

ガストも値下げを実施、お得感で勝負

また、ガストもこのインフレが続く中で、2023年には一部商品の値下げなどを実施。また、こうした低価格を実現するためにいち早くロボット配膳によるDX化なども取り入れた。

ガストのためにとても頑張ってくれているネコ型配膳ロボット(筆者撮影)

その結果もあり、すかいらーくホールディングスは、2024年1〜9月期の連結決算では純利益が前年同期比2.3倍の104億円となり、業績は好調だ。

グループ全体の決算だからガスト単体ではないが、グループの主軸である同ブランドが好調なことは容易に想像がつく。「安くて色々なものが食べられる店」としてのイメージを徹底して作ろうとしているのだ。

そういえば、昨年には2000円程度で食べられるフレンチコースも行っていた。低価格・高付加価値に攻めの姿勢を見せるガストだ(筆者撮影)
コースのメインはハンバーグ。通常メニューでもハンバーグを提供しているガストならではだ。提供効率と付加価値をいかにマッチさせるかに苦心しているといえそうだ(筆者撮影)

次ページが続きます

7/8 PAGES
8/8 PAGES

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ライフ

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象