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ガストが投入「990円・3品セット」何がどう凄いか 背景にはファミレス業界の大きな変容がある

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  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家
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ガストフィットメニューは変わりゆくファミレスの写し鏡だ

「ガストフィットメニュー」は、変わりゆくファミレスを取り巻く環境に対応したメニューだといえる。

また、個人的に感じたのはガストが近年力を入れているアルコールメニューと一緒に頼むことで、「せんべろ(+α)」需要も満たせそうだな、ということ。

ハッピーアワーの場合、生ビールは税込340円〜440円で飲むことができる。また、グラスワインはハッピーアワー関係なく税込190円〜240円(筆者撮影)
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さらに、グループで3品を頼んでそれをちょっとずつシェアすることもできる。つまり、使い方によってさまざまに工夫ができるのだ。

外食産業が成熟していく中、ただ料理を食べるだけでない「体験型飲食」が求められつつある。ガストフィットメニューは「選ぶ楽しさ」「工夫する楽しさ」という意味で、こうした体験型重視の流れにも合致している気がする。

すかいらーくグループの2024年12月期の営業利益は前年比2倍を超え、売上高も過去最高となった。「資さんうどん」の関東上陸成功も含め、今、かなりの追い風がすかいらーくグループに来ている。「ガストフィットメニュー」がこの流れに拍車を掛けるのか、注目だ。

【もっと読む】閑散の「渋谷サクラステージ」スタバが穴場化な訳 東急をもってしても桜丘は難易度が高かった…? では、開業から間もないのに「ガラガラ」との声が多く出ている渋谷のサクラステージの実情について、都市ジャーナリストの谷頭和希氏が現地写真とともに、詳細に解説している。

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