隠蔽が止まらぬ明治、情報開示に二の足

社員に急きょ誓約書 内容に違法性の疑い

 

緊張感が続く中、12年を迎えた明治。浅野茂太郎社長の社内向け年頭あいさつは、異例の形式で行われたという。例年はテープ放送と同時に、全社員が文書での回覧ができた。が、今年については「企業秘密」が含まれることを理由に、「テープで流されただけで、文書での回覧も社内パソコンにも掲示されなかった」(社員)。

4月から牛乳に含まれるセシウムの基準値はこれまでの1キログラム当たり200ベクレルから50ベクレルへと厳しくなる。消費者の目が一段と集まる中、情報隠蔽を重ねる明治が、業界最大手としての責任を果たす日は来るのだろうか。


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(張 子溪 撮影:吉野純治 =週刊東洋経済2012年2月11日号)

記事は週刊東洋経済執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります。

 

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