隠蔽が止まらぬ明治、情報開示に二の足 社員に急きょ誓約書 内容に違法性の疑い

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隠蔽が止まらぬ明治、情報開示に二の足

乳業最大手の明治への批判が高まっている。原発事故で広がった乳製品の放射能汚染問題から目をそらし、社外にはできるかぎり沈黙を貫き、社内では社員の“口封じ”ともとれる行動をとっている。

昨年9月。明治が東京・町田市の学校給食に提供している牛乳から、セシウム134と同137が合計で6ベクレル/キログラム検出された。その後、12月6日に生後9カ月以降の乳児用粉ミルク「明治ステップ」(850グラム入り缶)からも、同30・8ベクレル/キログラムを検出。明治は、セシウムが検出された粉ミルクと同じ期間に生産した粉ミルク約40万缶を無償で交換することを決めた。

いずれも、国が定める暫定基準値の200ベクレル/キログラムを下回っている。が、放射線の人体へ与える影響は科学的に十分なデータがなく、専門家の間でも見解が分かれる。明治の粉ミルクについても「被曝量が少なく、問題はない」(日本産科婦人科学会)とする見方があれば、「放射能を吸収しやすい子どもに与える影響が未知数である以上、絶対に安全とは言い切れない」(石川県民主医療機関連合会の服部真名誉会長)との見方もある。

問題は、放射性物質が検出されたことではない。「明治の企業としての隠蔽体質にある」と、明治に測定結果公開を求める町田市の吉田つとむ市議(市議会副議長、志政クラブ所属)は言う。実際、明治から町田市への放射能汚染牛乳についての回答書では、セシウム混入の経緯や対策案がなく、独自検査も非開示。「これでは、いくら安全と言われても、信用できない」(同氏)。


 

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