2011年にオープンした施設で、中に入ると1階は多くの雑誌が並び、フロア中央のカフェに持ち込んで閲覧できる。その他、図書館機能に加えて生涯学習支援、青少年活動や市民活動を支援する機能を持った複合施設である。
武蔵野プレイスが中央線らしい「文化」を感じる施設だとしたら、反対に「郊外」の雰囲気を醸し出すのがイトーヨーカドーだろう。
駅の北口を出てすぐ正面にドカンとそびえたつ西館に加え、道を挟んで東館も営業している異例の双璧体制で周辺の買い物ニーズに応えている。
いざ、地下にあるフードコートへ!
今回のフードコートがあるのは、1979年の開業当時から存在している西館の地下。エスカレーターを降りると左手におしゃれなロゴマークがあり、座席スペースが広がる。
地域、ならびにヨーカドーの特性上多いと思われるファミリー層のためにテーブル席が基調。日曜日の昼、確かに小さな子連れのファミリーがメインだが、カウンター席も充実しており学生やカップルが利用している。
また、1人席はテーブルの中央付近にカップホルダーがあるという、不思議な造りになっている。何でこんな位置に穴を開けたのだろうか。
不思議なことでいえば、フードコートといいつつ「紅虎餃子房」や「若鯱家」といったイートインのみな「単なる飲食店」も同フロアで営業しているのはいいとして「保険見直し本舗」「ひばりクリーニング」の他、靴やカバンの修理を請け負う店、さらに歯科まである。
いったいどういうコンセプトでフロアを設計したのか。
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