のんびり昼寝する猫のようになる「心の整え方」 怒らニャい禅語:感情をシンプルに整える60の方法

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それでも、置かれている状況から少し距離を置き、冷静に自分自身を見つめれば、風向きによっていちいち振りまわされることはありません。禅は、どんな風が吹いても動じることなく、むしろ、その風を楽しんでしまえる智慧を教えてくれます。

水急不流月(みずきゅうにしてつきをながさず)

まわりがどんなに変わっても、あなたはあなた。
自分が本当に大切なことだけを大切にして生きればいい。

川の流れがどんなに激しくても、水面に映し出される月が流されることはありません。

禅においては、月は「真理」を表します。では、真理とは何でしょう。それは、時代がどんなに進んでも、世の中がどれほど変化しても、決して変わらないもの。

同じように、そこにあり続けるものです。

今私たちは、情報の波が押し寄せる激流のような時代を生きています。
テレビやインターネットからは、さまざまな情報が怒涛のごとくあふれ出している。そんな情報に接していると、「自分はこれでいいのだろうか」と不安になることもあるでしょう。

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