「35歳、45歳、60歳」で変わる、目のケアの"着眼点" 大切なのは年齢に応じた適切な「食事と運動」
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35歳を過ぎたころから対策を始めたいのが「糖尿病予防」(写真:yamasan/PIXTA)
近眼や老眼をはじめ、緑内障や網膜剥離に飛蚊症など。加齢とともに「目の不調」についての悩みは増える一方ですが、そうした症状に対しては、適切な年齢からの備えが必要だと、株式会社ブライトアイ代表の平賀広貴氏は指摘します。
そんな平賀氏が考える「目の不調」対策の適齢期について、同氏の著書『最新の視力研究で導き出した 何歳からでも目がよくなる方法』から、一部を抜粋・編集してお届けします。
35歳を過ぎたら食事術で「糖尿病対策」
35歳を過ぎたころから、対策を始めたいのが「糖尿病予防」です。
厚生労働省の調査では、予備軍も含めて300万人以上が、糖尿病由来の糖尿病網膜症に罹患していると推計されています。
糖尿病網膜症は、進行すると最悪の場合は失明に至ることがあります。
そして糖尿病患者の約10人に1人は視力障害が出てしまうようです。糖尿病網膜症は、大人になってからの生活習慣が原因で発症するといわれています。
そこでまず、タンパク源やビタミンをしっかり摂りつつ、食事後に血糖値が急上昇する「血糖値スパイク」を抑える食事術を実践してください。
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