40億円超売れる「超人気チョコレート催事」の実態 百貨店の「4大イベント」は何がすごいのか
伊勢丹新宿店「サロン・デュ・ショコラ 東京」
三越伊勢丹が主催する「サロン・デュ・ショコラ」は、2003年に伊勢丹新宿本店で始まりました。「サロン・デュ・ショコラ」はもともと1995年にフランス・パリで始まったチョコレートの見本市で、現在ではパリ、東京をはじめ、世界10都市以上で開催されています。
「サロン・デュ・ショコラ」はパリ発祥のイベントなので、フランスのショコラティエやパティシエによるチョコレートが多数販売されるのが特徴です。2024年度の取り扱いブランドは100以上で、特に三越伊勢丹が海外から直輸入するチョコレートは、多くの愛好家やファンから支持を受けています。
最大の特徴は「海外の有名シェフと出会える」
「海外の有名シェフと日本で出会える」のが大きな特徴で、期間中はショコラティエが来場し、毎年ファンが新作を買い、チョコレートボックスや本にサインをもらったり記念撮影、会話を楽しむ光景が見られます。
職人が作るチョコレートへの感度が高い来場客が多いことが、チョコレートブランドの間でもよく知られており、「感度の高いお客さまの反応を見たい」として、他国に先駆けて「サロン・デュ・ショコラ 東京」で新作を発表する有名なフランス人ショコラティエもいます。
2024年のサロン・デュ・ショコラは期間を3つに分け、出展ブランドを分けた3部制で、カカオの魅力に焦点を当てた第1部、三越伊勢丹直輸入ブランドを中心に販売する第2部、国内外の人気チョコレートブランドが揃う第3部を設けて、チョコレートを販売しました。
伊勢丹新宿店だけでなく、札幌、仙台、京都、広島、福岡でもグループ各店で、バレンタインシーズンに「サロン・デュ・ショコラ」と題して、チョコレートのイベントが開催されています。
場所:伊勢丹新宿店
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