我が子の成績伸ばす「家庭教師」見極めるポイント 塾やオンライン学習など…合うタイプは様々

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このような点が重なり、「お母さんに苦労かけないように、第一志望の公立校に行けるように一緒に頑張ろうな」とがっちりタッグを組むことができ、勉強のやり方と習慣を一から身につけさせて見事合格まで導くことができたのです。

家庭教師は子どもをダイレクトに伸ばせる

『家庭教師の技術』(星海社新書)書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします。

金銭的な事情からたった週に1回100分のオンライン指導でしたが、毎週顔を見る度にその子の顔がやる気で引き締まっていき、きちんとこちらが指示したことを実行して学力がどんどんついているのがわかりました。その子の母親からも非常に感謝され、「これはなかなか自分以外の講師では難しい事例だったのでは」と講師冥利に尽きたのを覚えています。

すべての生徒とここまで相性ががっちりかみ合うことはなかなかありませんし、もちろん塾の先生や教育系のYouTuberでも同じように強い影響を与えられることもあります。

ただ、ヘレン・ケラーがサリバン先生と出会って人生が変わったように、子どもとダイレクトに関わって引っ張っていける度合いでいえば、やはり家庭教師が一番ではないかと思います。子どもの性格を考慮したうえで、塾に通わせるのがいいか家庭教師を頼むのがいいか迷っている方は、参考にしてみてください。

青戸 一之 東大卒講師・ドラゴン桜noteマガジン編集長

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あおと かずゆき / Aoto Kazuyuki

1983年生まれ、鳥取県出身。地元の進学校の高校を卒業後、フリーター生活を経て25歳で塾講師に転身。26歳から塾の教室長としてマネジメント業を行う傍ら、学習指導にも並行して携わる。29歳の時に入塾してきた東大志望の子を不合格にしてしまったことで、自身の学力不足と、大学受験の経験が欠如していることによる影響を痛感し、30歳で東大受験決意。塾講師の仕事をしながら1日3時間の勉強により33歳で合格。在学中も学習指導の仕事に携わり、現在は卒業してキャリア15年目のプロ家庭教師・塾講師を行う傍ら、ドラゴン桜noteマガジンの編集長を務める。著書に『あなたの人生をダメにする勉強法 「ドラゴン桜」式最強タイパ勉強法で結果が変わる』(日本能率協会マネジメントセンター)がある。

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