クマ怖くて「コンビニ行けない」秋田民の緊迫日常 秋田知事「クマ送る発言」にも納得してしまう…

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弁護士ドットコム 秋田 クマ
クマが立てこもった秋田市内のスーパー2024年最後の営業日(2024年12月31日/弁護士ドットコム撮影)
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全国的にクマの出没情報が報じられる近年。昨年2024年は特に秋田県の市街地にあるスーパーにクマが侵入して立てこもったニュースが耳目を集めた。

佐竹敬久知事が、クマの駆除に関する苦情に「『お前の所にクマを送るから住所を送れ』と言う」とした発言も大きく取り上げられた。

クマが近くに出た学校の児童・生徒らは、保護者に送り迎えをしてもらっている。目撃情報に振り回される日々が続いているようだ。

これだけ「クマ」の物騒なニュースが全国に届けられて、秋田県に来てくれる人は減ってしまわないだろうか。

進学で秋田を離れた記者も心配になる。年末年始に現地を歩いた。(弁護士ドットコムニュース編集部・塚田賢慎)

クマ出没エリア特有の「新聞にクマの目撃情報」

当記事は弁護士ドットコムニュース(運営:弁護士ドットコム)の提供記事です

秋田県で生まれ育った記者は、昨年末に秋田市内にある実家に帰省した。地元紙をめくると、その日の天気やお悔やみ欄のほかに、「クマの目撃情報」が当たり前のようにある。

弁護士ドットコム 秋田魁新報
年末年始の秋田魁新報の紙面から(加工は弁護士ドットコム編集部)

昨年11月30日にクマが「立てこもり」をした秋田市土崎エリアのスーパー「いとく」を訪れた。

大晦日の買い出しで賑わっていたが、森や山ではなく、視界の開けた市街地であることを目の当たりにして、改めてクマが出たことに信じられない思いとなる。

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