摂関政治 シリーズ日本古代史(6) 古瀬奈津子著

摂関政治 シリーズ日本古代史(6) 古瀬奈津子著

摂関政治とは、藤原氏が代々、摂政や関白となって天皇の代理、あるいは補佐役として政治の実権を握った政治形態のこと。息女を天皇のきさきにし、外戚となって天皇家との関係を強化、政治に介入していった。その最盛期を担った藤原道長が、わが世の栄華を満月に例えたことはつとに知られる。彼らは、いかにして権力を手に入れたのか、その革新性に迫る。

この時代は華やかな王朝文学『源氏物語』や『枕草子』が成立した時期でもある。物語に描かれる「殿上人」たちの生活なども詳しい。

本書をもって、岩波新書の日本古代史シリーズは完結。摂関政治を中心に、武士の台頭、末法思想の広がりなど、中世への胎動を描く。

岩波新書 840円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • ミセス・パンプキンの人生相談室
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
  • カラダとおカネのよもやま話
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
電池開発でノーベル化学賞<br>吉野彰氏が示した「危機感」

受賞会見とともに、リチウムイオン電池の開発の歴史と当事者の労苦を振り返る。世界の先頭を走ってきた日本も、今後および次世代型の市場では優位性が脅かされつつある。吉野氏率いる全固体電池開発プロジェクトに巻き返しの期待がかかる。