神奈川県愛川町のペルー料理が愛される深い事情 県内で最も「外国籍住民の割合」が高い自治体
![ペルー料理レストラン「TIKI(ティキ)」](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/f/a/570/img_faf5aa3795cd9725ecb600851e943680332965.jpg)
神奈川県愛川町のペルー料理レストラン「TIKI(ティキ)」(編集部撮影)
「スタミナ」の4文字を感じさせる料理は、食べる側から無駄な思考を奪う。躊躇や懐疑を与えない。圧倒的な熱量とボリュームで、戦意を引き出す。
「ロモ・サルタード」は、そうした意味において、実に"好戦的"な料理といえよう。テーブルにどんっ!と置かれた瞬間に、心が弾む。食欲が一気に猛り立つ。思わず前のめりになる。
全国各地からペルー料理ファンが押しかける
南米・ペルーの代表的な家庭料理である。スペイン語で「ロモ」は牛肉、「サルタード」は炒めるの意。その名の通り、皿の上には炒めた牛肉、玉ねぎ、トマト、フライドポテトなどが絡み合って積み上げられ、その横には小山のように盛られたライスと、卵のサラダが添えられる。
![料理](https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/5/7/570/img_5794f9b9404fbd8960b9088fccf65e07163866.jpg)
左手前が「ロモ・サルタード」2200円。右手前は牛肉のパクチー煮込み1540円。右奥は茹でたジャガイモにチーズソースをかけたペルーの代表的な前菜「パパ・ア・ラ・ワンカイーナ」770円(編集部撮影)
ペルー版の肉野菜炒め定食。見た目の"勢い"は裏切らない。スパイスの効いた濃い味付けが、ライスの山をあっという間に崩していく。何も考えられない。もろもろの悩みも消える南米の味。
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