「疲労回復能力」はトレーニングで向上させられる ふくらはぎの固さチェックが最初のポイント
ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれ、ふくらはぎに固さが現れるぐらいなら、循環がかなり低下している=疲労度が高い状態を意味します。ふくらはぎが固まった状態は、特にリカバリートレーニングの重要度が高いといえます。
ふくらはぎの固さをチェック
まずは、脚の疲労、全身の循環状態をチェックするために「ふくらはぎの固さ」をみてみましょう。
ふくらはぎの固さは、同部位の筋肉の状態やひざ、足首の状態(固さや不安定性など)、そして全身の循環状態を反映します。
四つ這いの姿勢から脚を交差させ、片方のすねの骨でもう一方のふくらはぎに圧をかけ、痛みや違和感がないかをチェックします。この方法だとふくらはぎを指で押すよりしっかり圧がかかるので、状態がわかりやすいです。
▶すべての区画で痛みが出ないことが目標
▶終日デスクワークであったり、ふくらはぎを直接酷使していない日も必ずチェック
ふくらはぎをほぐすトレーニング
ふくらはぎの固さをチェックしたら、今度は、脚の疲労、全身の循環状態を改善するリカバリートレーニング、「ふくらはぎほぐし」を行ってみましょう。
「第二の心臓」と呼ばれる循環のカギとなるふくらはぎをしっかり、ていねいにほぐすことで回復能力が向上します。どこまでていねいに行うかというと、ふくらはぎを9つの区画に分け、さらに縦にも、横にもつまんでほぐします。こうすることによりほぐしもれがなくなります。
▶すねの骨がくるぶしに沈み込む感覚を追いかける
▶床から手を離しても痛みがなく、正座できるとよい
コンスタントにリカバリートレーニングを行い、回復能力を向上させればスポーツのパフォーマンスもグッと上がります。ぜひ取り組んでみてください。
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