「落ち込まない人」がしている"たった2つの習慣" 感情に振り回されないメンタルを手に入れよう

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

とてもよくわかる。

何を隠そう、SNS界の「KING of 鋼鉄メンタル」の私も、そう思うことがあった。

いや、いまもある。月一ぐらいである。よくわからないコールセンターからかかってくる謎の勧誘電話くらいの頻度である。

しかし安心してほしい。

ある医療機関の調査によると、人間とは年齢に関係なく、つねに情緒不安定な時期が続く生き物であると報告されているそうだ。

つまり、老若男女の違い、個人のメンタルの強弱を問わず、だれにでもメンタルの浮き沈み問題は起こっているのである。

なぜメンタルはコントロールできないのか

例で考えてみよう。

たとえばある日、皆さんがとても楽しい飲み会や遊びの場に行ったとする。

盛り上がってテンションも高くなり、その日はいい気分で眠りについた。

だが、次の日朝起きるとどうだろう?

昨日は楽しかったが、昨日のパーティーのテンションが持続している人はそういないだろう。

これはハイテンションなよい気分の例だが、逆のローテンションな悪い気分のときも、じつは同様だったりする。

そう。人間は、タイミングや環境を踏まえて、自分のテンションやメンタルをコントロールしている生き物なのだ。

しかも自動で。

この自動で、というところが便利な一方で、やっかいだと知っている人は少ない。

もっと言えば、「メンタルを自分の意思でコントロールできる」ではなく、「自分の意思ではコントロールできない」のだ。

つまり、コントロールできないことに対して、「なぜコントロールできないんだ!」と悲嘆に暮れるのは間違いで、そもそも自分でコントロールできる機能自体がついていないと考えるべきなのだ。

自分の意思でコントロールできないことなのだから、「あ。いまメンタルが『自動コントロール』されているんだな」と認識することが大事なのである。

次ページメンタルと自我を切り離す
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事