ポイントは「自己開示」です。行動できる人は、自己開示を習慣化しています。あなたも思い切って、苦手なことは「できない」と、口に出してみましょう。
「全部、自分でやらなければいけない」
「助けてもらうことは、相手に迷惑をかけること」
これらは、「過去のあなた」による思い込みです。
想像してみてください。
あなたが得意とすることで、会社の同僚や友人が苦手なものがあるとして、あなたが代わりにやってあげたとしたら、その人はとても喜んでくれると思いませんか?
相手が喜んでいる姿を見ると、「いいことをした」という実感が得られ、自分まで嬉しくなってくるはずです。つまり、苦手なことは助け合ったほうが、お互いにハッピーになれるのです。
苦手なことをオープンにしたほうが親近感がわく
できないことを、格好悪いと思わないでください。
むしろ、苦手なことやできないことを口に出したほうが、人間的な魅力を感じてもらえる可能性があります。
反対に、何でも完璧にこなせる人は、ちょっと近寄りがたいと思いませんか? 少しくらい抜けている人のほうが、親近感があって安心できるというものです。
「え? ○○さんって、意外とこれができないんですね(笑)」
こんなふうにイジられながら、なんだかんだ言っても、最後は助けてもらえる。そんな愛嬌のある人になれたら、最強です。
実はすぐれたリーダーほど、部下たちに「このリーダーの力になりたい」「リーダーを楽にさせてあげたい」と思われるように、すすんで自己開示をしています。そうすることによって、部下を育成し、部下が力を発揮する機会をつくっているのです。
自己開示をする絶好のタイミングは、自己紹介をするときです。初対面の人と会ったときに、自分が得意なことだけでなく、苦手なことも口にすると、相手の印象に残ります。
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