日本人が実は陥っている「かくれ低血糖」の正体 原因がわからない「なんだかつらい」の原因か

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低血糖とは、血糖値が低い状態のこと。通常であれば、体は常に血糖値を正常値に保とうとします。しかし、不健康な食生活や生活習慣により血糖値の乱高下を何度も繰り返していると、血糖値が上がりにくくなり、頻繁に低血糖の状態になったり、なかなか正常値に戻り切らない状態が続いたりしてしまうのです。

低血糖の症状はこんなにたくさんある

健康な人も炭水化物や糖分をたくさん食べるとインスリンが大量に分泌され血糖値が上がり、その後急降下しますが、下がりすぎても体が慌てて血糖値を正常値に戻そうとします。そのため、健康な人の低血糖は、一時的なものである場合がほとんどです。

しかし、乱れた食生活などにより低血糖の状態が何度も繰り返されると、血糖値は日頃から乱れるようになります。

結果、日常的に低血糖になりやすくなったり、低血糖の状態が続くようになったりするのです。

それでは、低血糖の状態が続くと、どんな不調が出るのでしょうか。
いくつかご紹介しましょう。

1.朝ご飯が食べられない

日常的に血糖値が低い人は、寝ているときも血糖値が下がることがあります。下がった低血糖が上がらないと、体は血糖値を上げようとアドレナリンというホルモンを出すのですが、アドレナリンが出ると体は、リラックスとは真逆の興奮状態となり、体に力が入ったり、胃腸の動きを抑えようとしたりします。こうして胃腸の動きが抑えられたことにより、朝ご飯が食べられないということが起こるのです。

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