ソニーが狙うKADOKAWAのコンテンツという"金脈" 出版だけじゃない高利益を生むもう一つの事業
自社のメディアをフル活用!ライセンスで稼ぐ戦略
1945年に国文学者の角川源義が創業した角川書店(現・KADOKAWA)。本業の出版事業に加え、1975年に映画事業、1983年にアニメ事業に参入し、現在はライトノベル、ゲーム、Webサービス、教育など、若年層を対象とした有力コンテンツを多数発信しています。
損益計算書をみてみましょう。
当期(24年3月期)の売上は2581億円で、前期から1.0%の微増。一方で、営業利益は前期から28.8%減少して185億円、営業利益率も3.1ポイント低下しています。費用をみると、前期から原価率が2.0ポイント上昇、販管費率が1.0ポイント上昇しており、利益を圧迫しているとわかります。


















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