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マレーシアの食事情で知るベジタリアンの奥深さ 魚はOK、乳製品もOK、根菜はNGなど実にさまざま

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市場調査会社ユーロモニターによると、世界のベジタリアン人口は、6億2800万人と推定している(Euromonitor International, Evolving Trends in Food and Nutrition,2020)。

マレーシア、ジョホール・バルのインド料理店。作り置きの料理は菜食・非菜食に分けて提供されている(写真:筆者撮影)

ベジタリアンが増えているのは世界的な傾向で、1998年から2018年の20年間でアメリカ(中南米を含む)では3.9%、ヨーロッパでは2.6%の増加率を示している(「なぜ今、ヴィーガン(ベジタリアン)なのか」〈大和総研、2021年〉より)。

だが、ベジタリアンと一口でいっても、さまざま。日本の観光庁は、訪日外国人を念頭に置いて、以下のようにベジタリアンを分類している。

(出所:観光庁「ベジタリアン・ヴィーガン/ムスリム旅行者おもてなしガイド 資料編」2024年)

「肉を食べない」という点はほぼ共通しているが、乳製品・卵は食べるベジタリアンもいれば、白身肉(鶏肉)は食べないが魚介類は食べるベジタリアンもいる。

ベジタリアンの「3つの流れ」

しばしば「完全菜食」といわれるビーガン(ヴィーガン)は、卵や乳製品、はちみつなど動物性の食品をいっさい摂らない。羊毛・皮革製品なども避けるので、「非動物性」のライフスタイルと考えると理解しやすいかもしれない。

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