会社の「倒産リスク」を"見える化"する4つの方法 安全性は、会社の体つきと血液の流れをみる!

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経営者と会社業績のイメージ
どこをみれば会社の安全性がわかるのでしょうか(画像:Lukas/PIXTA)
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ウチの会社は大丈夫なのか――。不安なら、それをカンタンに計算する方法がある。グロービス経営大学院教授の佐伯良隆氏が解説する。
※本稿は、佐伯良隆著『決算書「分析」超入門2025』の一部を再構成したものです。

信用を失った会社は事業を継続できない

安全性分析とは、ずばり「会社が今後も事業を継続していけるか」を確かめること。事業が継続できなくなるのは、会社が生存不能になるとき、つまり「倒産」です。安全性分析のキモは、会社がこの倒産のリスクを抱えていないかを読み取ることにあります。

では、そもそも会社はどんな場合に倒産するのでしょうか。一般的には、「赤字が何年も続くと倒産する」というイメージがあるかもしれません。もちろん、赤字が長く続けば倒産のリスク大ですが、厳密には「資金繰りに行き詰まったとき」に会社は倒産します。

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