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コロナ禍後に環境激変!企業を追い詰める倒産の「四重苦」 倒産件数が11年ぶりに1万件を超えた背景

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ガクエン住宅の本社ビル外観
ガクエン住宅の本社ビル。ゼロゼロ融資が破産の引き金となった(写真:編集部撮影)

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コロナ禍の支援策によって落ち着いていた企業倒産が昨年、11年ぶりに1万件を突破した。ゼロゼロ融資の返済や物価高、金利上昇など、企業への逆風は強まるばかり。本特集では倒産の現実を詳細に分析、「倒産危険度ランキング」もお届けする。

コロナ禍を経て、それまで抑え込まれていた企業の倒産が急増している。上場企業の倒産はリーマンショック時の2008年に過去最多を記録した後は沈静化しているが、中小企業の倒産が劇的に増加しているのだ。

倒産を分析すると、4つの大きな外的要因の変化があり、それが倒産の大きな原因になっていた。東京商工リサーチの協力を得て、原因別に倒産の件数推移と特徴を見ていくことにする。

ゼロゼロ融資倒産

「急に連絡が取れなくなったのだが、何があったか知らないか」

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