半導体のラピダスはこのままでは99.7%失敗する 成功するためにはいったい何をすればいいのか

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競馬である。 

17日の日曜日は、京都競馬場でマイルチャンピオンシップ(G1)が行われる(芝コース、距離1600メートル)。

これは、G1としては軽量級のレースで、底力のない馬でも器用さとスピードがあれば勝てるレースである。

これは6月に東京競馬場で行われる同じマイル戦の安田記念とは大きく異なる。適正距離が1400メートルタイプの馬でも勝てるし、牝馬にも出番はある。

注目の3頭から当日のパドックを見てオーラのある馬を

今年は、その牝馬2頭、ブレイディヴェーグ(1枠2番)とナミュール(2枠4番)が人気になっている。しかし、前者は抜けたいちばん人気のようだが、前走は1年近くの休み明け、「8分の出来」にもかかわらず、もう届かないという展開の不利を問題にせず快勝したのは、確かに目を見張る。だが、牡馬相手の実績がないのが気になる。

また、ナミュールは昨年の覇者だが、強敵相手とはいえ、その後、勝ち鞍がない。そこで、1400メートルタイプで、トライアルに強く本番に弱いイメージがあるソウルラッシュ(7枠13番)。

今回は、それを意識して、トライアルレースでは本番最優先の仕上げだった。悲願のG1となるか。もう1頭は、2022年、一昨年の覇者セリフォス(8枠15番)。こちらこそ、それ以来勝っていないが、人気薄なら。

好きなのはナミュールなので応援はしたいが、結局、ソウルラッシュを第1候補としつつ、当日のパドック次第でセリフォスを含めたこの3頭の中からオーラのあるパドックを見せた馬の単勝を買いたい。

※ 次回の筆者はかんべえ(吉崎達彦)さんで、掲載は11月23日(土)の予定です(当記事は「会社四季報オンライン」にも掲載しています)

小幡 績 慶応義塾大学大学院教授

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おばた せき / Seki Obata

株主総会やメディアでも積極的に発言する行動派経済学者。専門は行動ファイナンスとコーポレートガバナンス。1992年東京大学経済学部首席卒業、大蔵省(現・財務省)入省、1999年退職。2001~2003年一橋大学経済研究所専任講師。2003年慶應大学大学院経営管理研究学科(慶應義塾大学ビジネススクール)准教授、2023年教授。2001年ハーバード大学経済学博士(Ph.D.)。著書に『アフターバブル』(東洋経済新報社)、『GPIF 世界最大の機関投資家』(同)、『すべての経済はバブルに通じる』(光文社新書)、『ネット株の心理学』(MYCOM新書)、『株式投資 最強のサバイバル理論』(共著、洋泉社)などがある。

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