今さら聞けない50・60代からの「新NISA」のキホン 投資で効率よくお金を増やすための心強い制度
長期分散投資で5%の年利回りを目指すには、少なくとも投資額の7割程度を株式などに投資する必要がありそうです。もう少しリスクを抑えたい人は、リスク許容度や目標額を確認し、自分に合った利回りの目標を設定するとよいでしょう。
積立額は収入と支出のバランス
まずは現在の収入と支出のバランスと、現在保有している資産の状況を見て、無理のない範囲で積み立てる金額を検討しましょう。
保有資産の中で、生活の予備資金・使う予定のある資金・緊急資金が備えられていれば、積み立て可能な金額をすべて投資してもよいでしょう。もし足りない場合は、積み立て可能な金額の中からこれらの資金を準備しつつ、積立投資もなるべく並行して行います。
現在の収入から支出を差し引いて、十分に積立投資ができる金額を捻出できればよいですが、毎月ギリギリの収支であったり、赤字の場合もあるでしょう。そのような人は一度支出を見直す必要があります。少なくとも手取り収入の5~10%は積み立てられるのが理想です。
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