今さら聞けない50・60代からの「新NISA」のキホン 投資で効率よくお金を増やすための心強い制度

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②専門家が運用してくれる

専門家が個別の銘柄選定や売買などをするので、投資家は株式などに対する分析や運用判断をする必要がありません。

『老後のお金の不安をなくす50代・60代からの新NISA』(秀和システム)。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

③個人では投資しにくい資産へ投資できる

海外の株式などは、個人では買いにくい場合が多く、また、運用に必要な海外の情報を、個人で収集するのは大変です。投資信託であれば、そうした海外の金融商品にも、手軽に投資ができます。

④透明性が高い

信託銀行が分別保管しているため、運用会社や信託銀行が破綻するようなことがあったとしても、投資信託の資産は、そのときの時価で守られる仕組みになっています。また、運用成績やリスクの大きさなどが公表されているので、自分に合った商品が選びやすく、安心です。

積立額の決め方

新NISA
(画像:『老後のお金の不安をなくす50代・60代からの新NISA』より)

何%で運用しながら取り崩すのかによって、積立額は変わります。実際には、取り崩しをはじめたら、リスクを抑えた運用(=リターンも低くなる)に切り替える場合もあるでしょう。

リスクの取り方を考えたうえで、目標額と積立金額を決めましょう。

工藤 将太郎 クレア・ライフ・パートナーズ代表取締役社長

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くどう しょうたろう / Shotaro Kudo

1983年大分県大分市生まれ。西南学院大学経済学部卒業後、日本生命保険相互会社に入社。2012年起業し、株式会社クレア・ライフ・パートナーズを設立、世界一周へ旅立つ。個人投資家の最大の目的は「ライフプランの実現である」という信念のもと、大きな手持ち資金がなくともできる将来対策法や、仕事や子育てが忙しくても継続できる仕組みづくりをサービスの基本とし、今ある手元資金と投資可能期間を最大限に活用した資産形成を推奨する。また、消費者が本来行いたい「比較検討」ができない構造を解決すべく、オールアセットワンストップを掲げ業界の垣根を超えた横断的なサービスを実現。

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