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セブン「上げ底疑惑」で思い出す"最強のコンビニ" 徹底的にファンに向き合う「セコマ」の凄さ

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  • 谷頭 和希 都市ジャーナリスト・チェーンストア研究家
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同書では、グレイトフル・デッドというアメリカの伝説的なバンドの活動をもとに、ファンマーケティングの重要性や方法論が書かれている。

この中に「ファンのために最前列を空ける」というものがある。顧客の開拓をする前に熱狂的なファンのためにライブの席を空ける、つまり「ファンファースト」の重要性が説かれているのだ。

私の記事では、セブンが「ファン」を重視できなかったのではないか、と書いたのだが、これに対する反応で面白いものがあった。「コンビニ業界なら、セイコーマートがグレイトフル・デッド的ではないか?」という指摘だ。

セイコーマートは北海道を中心に店舗を拡大しているコンビニで、全国に1191店を構える。うち、1093店は北海道にあり、道民にフォーカスを当てている。

セイコーマートの外観。店の外には電光掲示板があって、商品の宣伝とともに、北海道各地の天気や気温が表示されている。都内のコンビニでは見ない光景だ(筆者撮影)

そんなローカルチェーンともいえるセイコーマートだが、一体どこがグレイトフル・デッド的なのか。実際に行って確かめてみた。

セイコーマートに行ってみた

というわけで、北海道にやってきた。

道を走っていると、かなりの頻度でセイコーマートを目にする。店の外には電光掲示板があって、商品の宣伝とともに、北海道各地の天気や気温が表示されている。これだけでも他のコンビニチェーンとは雰囲気が違う。

液晶画面上部に気温や天気が表示されている(筆者撮影)

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