セブン、苦戦報道で「不親切なレジ」批判沸騰の訳 「高齢者泣かせ」「冷たい接客」との声…一体なぜ?
セブンのレジに不満が出ているのは、そのシステムにある。
それはいわば「半有人レジ」で、商品をレジに持っていくと、バーコードのスキャンまで店員さんがやってくれる。そして、その後の会計は客自身がレジの前の機械で行う。客は、支払い方法を「現金」「バーコード決済」「クレジット」などから選ぶ必要がある。
私もセブンをよく利用するのだが、この方法が導入されたときには、支払い方法を選択する画面で迷ってしまって、あたふたしてしまうことも多かった。それで手こずっていると、後ろのほうに列ができていて、焦る……なんてときも。
また、いつもの癖で「支払いは交通系ICで」と店員さんに言ってしまうことも多いのだが、そうすると、結局、店員さんが支払い方法を選択してくれて、私はいつも通りSuicaをピッとするだけ……なんてこともあって「一瞬、セルフレジっぽくなる意味、とは……?」となることもあった。
とはいえこの方式、考えようによっては、商品をスキャンするという、セルフレジで最もめんどくさい部分を店員がやり、逆に比較的簡単にできる支払いをセルフにしたレジでもある。
いわば、有人レジとセルフレジの「いいとこ取り」なのだ。支払いをしているときに店員がホットスナックを取りに行けたりもするし、店側から見れば合理的なシステムでもあるだろう。
ただ、このシステムへの人々の受け止めを見ていると、あまり評判がよろしくない。それどころか、セブン減益の理由をこれに紐づけて語る人もいるぐらいなのだ。
高齢者が多いと、逆に長蛇の列を生む原因に?
例えば、X上では、こんなつぶやきが少なくない数確認できる。
「セブンのレジに慣れていない人が操作に手間取って長蛇の列……」
「レジがわからず、店員さんにキレてるおじいちゃんがいた」
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